こんにちは、江東区門前仲町のヘナと出張訪問美容の美容室ハイジです。
カラーメニューの【ヘナ】の種類についてまとめました。
※ヘナについて、新しくまとめました。↓こちらもご覧ください。

ヘナについて
以前に書いたヘナついての記事です。
↓こちらもご覧ください。

ヘナとヘアカラーの色味の違い
ヘナと従来のヘアカラー(白髪染めやおしゃれ染め)は、まず選べる色味の幅が違います。
↓はそれを含め、両方の違いを比較したものです。
ヘアカラー |
ヘナ |
---|---|
白髪 | |
染まる |
染まる |
染まり具合 | |
一回で染まる |
回数を重ねると染まってくる |
黒髪 | |
明るく(脱色)できる |
明るく(脱色)できない |
成分内容 | |
主成分は化学染料(ジアミンなど)とアルカリと過酸化水素 |
主成分は植物由来の天然染料(+化学染料が配合されているものもある) |
頭皮に対して | |
頭皮に刺激あり(人によっては、ヒリヒリと感じる) |
頭皮に対して、低刺激 |
色味 | |
化学染料の組み合わせで、色味が豊富 |
選べる色味が少ない(オレンジと青とブラウン) |
補修効果 | |
髪に対して補修効果はない(別途、トリートメントが必要な場合も) |
ヘナ自体が髪を補修してくれる |
時間 | |
染まるまで、20~30分ほど時間が必要 |
加温とクーリングの時間で、50~60分ほど時間を置く |
安全性 | |
化学染料の成分のジアミンにより、重大なアレルギーを起こす場合ある |
まれに植物アレルギーが起きる場合がある |
ヘナは、従来のヘアカラーのように、様々な色味を選ぶということができません。ヘナの色については、次の項目で説明します。
ヘナの色味について
天然100%のヘナは、白髪をオレンジに染めます。
ヘナのメニューでは、美容室ハイジは天然100%ヘナのみでの白髪染めをおすすめしておりますが、オレンジ色味に抵抗がある方もいらっしゃると思います。
このオレンジ色を黒っぽい暗い色やブラウン色にしたい場合は、補色という色相環で正反対に位置する関係の色の組合せを使い、茶色にしていきます。
色相環とはこういうのです。↓
この向かい合っているのが色同士が、補色になります。
ですので、オレンジの向かい合っている補色は、青(藍色)になります。
青(藍色)の色素を持つ天然の染料に、インディゴというものがあります。
インディゴは、ジーンズの染色にも使われているものです。
このヘナとインディゴをミックスすることで、色相環の補色の組み合わせになり、ブラウン色にすることが可能です。
オレンジ以外の色にするためには、以下の4つの種類があります。
ジアミンヘナ
ヘナに酸化染料(ジアミン)というヘアカラー(ヘアダイ)に使用されている化学染料が混ざっているものです。ケミカルヘナとも呼ばれています。以前、使われることが多かったタイプです。
- 化学染料のジアミンが入っているのでよく染まり、黒にも染めることができます。
- ヘナでもあるので、トリートメント効果も期待できます。
ただ、ヘアカラー(ヘアダイ)でアレルギー反応が出てかぶれてしまったことがある方は、このタイプではかぶれます。ヘナ自体は天然の染料で安全というイメージがあって大丈夫かと思うかもしれませんが、混ざっているジアミンに体がアレルギー反応を起こすので、かぶれてしまいます。
2度染めタイプ
天然100%のヘナで染めた後に、インディゴという同じく植物由来の天然染料を重ねて塗って、2度染めるタイプです。
両方とも天然成分なので、安全性が高いです。(植物アレルギーの可能性はあります。)
なぜ2回染めるかというと、先ほどの補色という原理を使うからです。
まず、ヘナで染めるので、白髪がオレンジ色に染まります。
その上に、インディゴ(ジーンズの藍色の染料)で藍色を乗せることにより、補色でブラウンにします。
- ヘナで染めた後に、もう一度染めるという工程があるので、ヘナ単品で染めるよりも施術時間が長くなります。
ヘナとインディゴでは酸化発色のスピードが違うので、染めた直後の色は淡いです。
そして、ジアミンヘナほど暗くは染まりません。
1度染めタイプ
ヘナ⇒インディゴと2段階の工程を、ヘナ+インディゴ配合とあらかじめミックスしてあるもので1度染めするタイプです。
- 2度染めする工程が、1度染めになるので施術時間は短縮されました。
ただ、染めた直後が2度染めのものと違い、緑色に染まります。そこからだんだんと発色していき、2~3日ほどで緑色が落ち着いてきます。(個人差あり)
しばらく緑色で過ごしていただかないといけません。
こちらも、ジアミンヘナより暗くはなりません。
美髪色(びはつからー)
ヘナ+インディゴの天然染料に、HC染料+塩基性染料という化学染料が配合されているヘナで、それぞれの相乗効果で発色が安定します。ジアミンヘナほど黒くはなりませんが、2度染めや1度染めよりも深く染まるようになりました。
→ ※現在、取り扱っておりません。
- ジアミンが入っていないため、安全性が高い。
- ハリコシを与えて髪にボリュームが出るとともに、保水力を高めるので艶感がアップする
- 地肌に色が付きにくい
ヘナとインディゴ以外の、HC染料と塩基性染料について説明をします。
HC染料 | 小さい分子で構成されており、キューティクルの隙間から浸透し、キューてぃくるを壊さずに繊毛できるため、髪に優しい。また、中性のため頭皮への刺激が低く、安全性が高い。 |
塩基性染料 | 分子が大きく、髪の表面に付着してイオン結合という電気的な化学結合することで染毛する。+の電気を帯びているため、髪が-の電気を帯びているほどよく染まる。HC染料と組み合わさることで、色持ちを良くする効果があります。 |
また、以下のものが、ヘナとインディゴ以外のハーブとして、美髪カラーに配合されています。
アムラ | 白髪や抜け毛の予防、髪にハリやコシを与え、フケやカユミの防止する効果ハーブです。髪の成長を促進し、毛根を強化して髪の毛に輝きを与えてくれます。 |
シカカイ | 天然石鹸成分のサポニンが含まれており、皮脂を取り過ぎずに頭皮を健やかにします。また、トリートメント効果で、髪の毛をしっとりサラサラにし、まとまりやすくします。 |
ハイビスカス | 保湿効果があります。 |
コーヒー豆 | 髪に艶を与えます。 |
タカサブロウ | 頭皮の状態改善と育毛促進。 |
アセンヤクノキ | 抗菌作用があります。 |
美容室ハイジでは、天然ヘナのみ100%のナチュラルヘナと、天然ヘナと天然インディゴのみをミックスしたブラウンヘナ(1度染めタイプ)、ヘナとインディゴにHC染料と塩基性染料が配合された美髪色シリーズのブラウンヘナをご用意しております。
ヘナの効果や染め上がりの色について、こちらにまとめました。
↓ご覧くださいませ

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